Yamato Digital Transformation Project

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                 ヤマト運輸株式会社 執行役員 中林紀彦                  ヤマト運輸株式会社 執行役員 中林紀彦

フィジカルとサイバーが融合したデジタルプラットフォームを実現する。

中林紀彦
                   

ヤマト運輸株式会社
執行役員

2002年、日本アイ・ビー・エム入社。データサイエンティストとして数々の企業のデータ活用を支援。その後、オプトホールディング データサイエンスラボの副所長、SOMPOホールディングス チーフ・データサイエンティストを経て2019年8月、ヤマトホールディングス入社。また、筑波大学大学院の客員准教授としてビッグデータ分析の教鞭も取る。

ヤマトグループのデジタルトランスフォーメーションの特徴は、フィジカルとサイバーを融合させようとしている点にあります。現在、世の中のさまざまなビジネスにおいて顧客接点がデジタル化しており、多くの企業が変革を迫られています。宅急便というビジネスを約40年間続けているヤマトグループにおいても同様ですが、私たちの特徴は膨大なフィジカルのリソースを持ちながら、それをサイバーとかけ合わせて変えていこうとしている点です。グループの経営戦略に即した形でデジタル戦略を描き、新しいデジタルプラットフォームを構築できるのは、ほかでは経験できない醍醐味だと感じています。

もちろんフィジカルのリソースが豊富だからこその難しさもあります。すべてのデータを取得するわけにはいきませんし、トラックなどの自動車や配送センターを含めたすべての設備を一度に切り替えることも現実的ではありません。そこで将来的に私たちが実現したいビジョンは、リアルのシミュレーションができるミラーワールドをデジタルで構築し、最適な顧客体験を創出していくことです。例えば、データから未来を予測して最適なリソースアロケーションを提案したり、生産やストックなどのコンサルティングビジネスを展開したりするなど、新しい価値を提案していくことが可能になります。ヤマトグループがデジタルトランスフォーメーションを成し遂げれば、変革に挑むほかの日本企業にとっても有意義な事例となるでしょう。

私はヤマトホールディングスに参画するまで、グローバルカンパニーの成功事例を数多く見てきました。一方で日本企業は遅れていると感じることが多かったのです。私はそんな日本企業をテクノロジーやデータで変えていきたいと考えています。そして、今の子どもたちが社会に出るときには日本経済が活況であってほしい。私がデジタルトランスフォーメーションに挑む背景には、そのような気持ちもあるのです。

YDXは、世界でまだ誰もやっていないことに挑戦できる新しい場です。若くて実行力を持った優秀なメンバーたちと一緒に、フィジカルとサイバーが融合した新しいデジタルプラットフォームを実現したいと思っています。

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